車やJRはよく使うのですがたまには船に乗るのもいいのではと思い早速フェリーに乗ってきました。
初めて神戸―高松フェリーに乗りました。
瀬戸大橋がなかった頃には四国はフェリーでしたが今はフェリーの方が珍しくなりました。
友人が時々乗っていて良かったというのを聞いていたので一度は乗ってみたっかったのでこのブログで体験記を書きます。
神戸-高松フェリーの景色は?
夜中に乗ると朝日が見えて綺麗かなと思いました。
それで夜中に出港する時間帯を選びました。
乗ったときはウキウキしてデッキに出ては夜景を撮っていました。
翌朝は早起きして、また明け方にと思って寝たのですが歩き疲れていたのかすっかり寝入ってしまっていたようで残念ながら朝日は撮れませんでした(汗)というか早すぎてまだ太陽が出てなかったです(笑)
神戸―高松フェリーの乗り心地は?
乗り心地はとても良かったです。縦揺れや横揺れもそんなに感じなかったし、寝ているときも気にならなかったです。
寝るところもたくさんの種類が選べるようになっていました。自由席や指定席、4人掛けのテーブル、家族やグループでくつろげる部屋、景色を眺められる椅子、ペット同伴の部屋、雑魚寝のできるスペース(ひとりで1区画となっていました。)など色々ありました。
どの場所を選んでも携帯の充電ができるようになっているようでした。また、雑魚寝のスペースにもコンセントがあり、一人ひとつづつ充電できるようになっていました。
常連さんらしき人もいるようで毛布持参やキャンプ用の寝ぐるみを持っている人もいました。
寝ないでいるのかずっと起きている人もいました。動画を見たりゲームをしているのか音楽を聴いているのかまではわかりませんでしたがイヤホンをして携帯をずっと見ているようでした。
フェリーに乗ってしばらくすると静かにして下さい、とのアナウンスがありました。就寝の合図だったようです。
それまではざわざわしていましたがそのあとはシーンとなりました。
一部では声が聞こえてくるところもあったようですがいつのまにか聞こえなくなっていました。
自由席の雑魚寝スペースではみんな慣れているのか横になり、バスタオルやジャケット、毛布をかけて寝始めていました。なにもかけずに寝始めた人もいました。
デッキを出ると風が吹いて船が水しぶきを上げながら走っているのを見ることができました。船から見る夜景もとても綺麗です。神戸の夜景が海にも映るのを見ると、本当にいい旅だったなあと思いました。
デッキには2階から3階に行く階段もあり、3階に上ると同じように窓からみんなが寝ているのが見えました。2階の人よりも人数も少なくかなりすいていました。
トイレもあったのですが扉が重くて動かないので焦りました。よくよくみてみると扉は磁石で固定されていました。少し力を入れると動きました。船で揺れるので固定するようです。トイレの個室の前には2部屋の着替え室もありました。ブティックや百貨店にある試着室と同じくらいの広さでカーテンで開け閉めできるようになっていました。
昼間は忙しかったのと道があまりわからなかったこともあり、お土産を買い忘れていたのですが2階に売店がありました。
小豆島のオリーブオイルや小豆島のお菓子、神戸のクッキーや船のポストカードなどがありました。
なんとか買い忘れてもここで買うことができてほっとしました。
会計はセルフのレジになっていました。自分で会計をしようとしていたら船の店員さんが手伝ってくれました。
翌日はずっとロープがかけられて買うことはできなくなっていました。お土産を買うなら、当日に買わないといけないようです。
食堂はありませんでした。飲み物はおいてありました。
昔はフェリーのなかにうどん屋さんがあってうどんを食べたら、いよいよ四国に帰ってきたなあ、というのをよく聞いたものでした。
そろそろ着くころになると放送があります。
私はすぐに降り場のあたりに行きましたがすでに何人かの人は並んでいました。
車で乗ってきている人もいたようですが、大阪、徳島、愛媛ナンバーでした。昔と違って自家用車ばかりでした。大型の長距離トラックは見えませんでした。
手前の車しか見えないのでもっと奥にはあったのかもしれませんが確認することはできませんでした。
ただ、並んで降りるのを待っていたのですが放送されてからだい
ぶん待ちました。20分くらいは待ったでしょうか。甲板の近くまで来て橋を港につけるのも見ました。
それから橋が固定されてやっと降りることができました。
普段の電車やバスの感覚でつい移動してしまったのですが、まだゆっくり船の中で15分くらいは座っていても良かったかのかもしれません。
どうも急いだり、あわてて並ぶ必要はなかったみたいです。
ただ、このあとのバスに乗るときに人数が多かったら座る座席が取りにくいかもしれません。私は早めに並んだのでバスは好きな場所に座ることができました。
神戸―高松フェリーのフェリー乗り場までは?
神戸―高松フェリーのフェリー乗り場までは神戸三宮のミント乗り場9番から210円で乗ることができます。支払いは降りる時になります。
また、高松フェリー乗り場から高松駅まではかなり離れています。そこで、フェリー乗り場を降りるとそこにはバスが停まっており、無料バスで高松駅まで送ってもらえます。
ただ、逆の場合、高松駅からフェリー乗り場に行く場合はいくらかの支払いをしないとバスには乗れないようです。
まとめ
初めて乗ったフェリーでしたが思っていたよりも快適でした。また、値段もバスよりもお手軽でした。ただ、高松駅からの距離によっては変わってくるので一概には言えません。
普段は新幹線やバスを利用しての旅になるのですがなんとなくゆったりとした気分になる船旅もいいものだなあと思いました。
欲を言えばもう少し便が多ければいいのにとは思いましたが、やはり時間に追われる人は飛行機や新幹線、バスや自家用車を選ぶのでそこはしかたがないのでしょう。でも、時間に追われないという、それこそが船旅のよさでもあるのかもしれません。
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